坊やいよいよもう少しで1歳。
1年間、乳児との日々を初めて過ごしてみて思ったことは…
赤ちゃんにも確実に自我や人格はしっかりあるってこと。
なんか何にも出来ないか弱い存在だと思ってたけど、いざ産まれてお世話の日々を過ごしてみると実はかなり生命力が強いことに気づかされることしょっちゅう。
生後3ヶ月の頃に乳腺炎(母乳が詰まってオッパイガチガチ〜高熱and激痛の母乳育児あるあるの炎症)で2度ほどぶっ倒れたとき、彼はいつもならギャン泣きして「かまえ」だの「だっこしろ」だの「とりあえず泣くぞ」だのを1日のうちに何度も繰り返す日々なで昼寝もまともにしない子なのに…
倒れた日はほとんどグズらずただただ母乳は飲んで(その頃だと1日15回くらいありました)、飲んでは倒れてる私の横でまたすーっと寝て飲んでは寝て、という24時間を過ごしてくれたりしたんですよね。
あとは風邪(授乳期中はめっちゃひきやすいです!)ひいたりして倒れたりして、グズられてもうヘトヘトでベソかいたりすると、ぎゃーぎゃー泣き喚いてた顔が「あら…」となり…
なんかペチペチ顔を叩いたり、じーっと眺めてニヤッと笑ったり。
かと思えば電車やバスで移動しているときはワザとぎゃー!と喚いて主張してみたり。
ママがいないといい子でいるのに、なぜか私が見えたとたん聞かん坊の暴れん坊になったり。
これまで5回ほど熱出してど何れの時も普段通りであっという間になんともなくなってたり。
いろんなとこから落ちてゴンゴン頭ぶったりいろいろしてるけど(笑)、大丈夫でこれてるし。(最低限安全は確認and見守りはきっちりやっての上ですが)
なんかいろいろ大丈夫なんだなーと赤ちゃんとの1年を過ごして感心しました。
プラス。
赤ちゃんだけに限らないけど子供を世話する日々って、どうあがいてもイライラが本当もんのすごい沸点になるようなことってほんっとたっくさんあります。
私は特に高齢出産と呼ばれるほどの年齢でしたから(38歳でした)、ある程度社会人を長くやってワンターム折り返して円熟期に入ろうかってとこ。
そうすると子供に振り回される経験なんて久しくなくなってるわけで、ほとんどのことがある程度自分のコントロールでできた状態。
それがイキナリ全く違う世界にドップリ。 文字通り身も心も自分以外の対象にグワッとフォーカスが変わっちゃうわけです。
でも同じ人間がそれやってる。
最初のわけもわからずとにかく生存を確保しなくては!な緊張感が少し落ち着いてくると、もう〜それはそれは
もういやだ!!!!!
なんて思うことしょっちゅうで。
で、そのとき私は感情なんて抑えないし赤ちゃん相手に「いやなことはいやだ!!!!!」とフッツーに怒ります。 ベッドに放り投げたりも何回かしたな。
それでもそんな瞬間もその後も、ママを信頼して追いかけるのは変わらないんですよね。
赤ちゃんは余計な邪念がないってことをつくづく見せられます。
怒鳴られたから否定された
とか
投げ飛ばされたから愛されてないんだ
とか
そんなこと思ってない。
ただただ自分の欲求に忠実でいて、とにかく愛そのものってかんじ。
そして自分自身が過去数十年前はこういう存在でいたんだってことを見せつけてくれてる。
私なんてガッチガチのアダルトチルドレンで発達障害バリバリだったし(あ、いまもかも?笑)、実家にいた頃の記憶は辛すぎることばかりフラッシュバックするばかりでした。
自分にフォーカスを変えるっていうことを常々トライしはじめた2年前から不思議にポツッポツっと「楽しかったこと」がフラッシュバックしはじめて。
坊やとの日々ではものすごいイライラもしょっちゅうありながらも、愛そのものな存在に癒されたり元気づけられたりサイズ感と見た目や動きにきゅんきゅん(笑)したり。
そんな中で自分自身がそうだったこともはっきりはしないぼーーーんやりなんだけど、ぼわーーーーーっと思い出すというか。
重ねて見てるだけかもしれないけど、そんな気持ちになることあります。
いろいろあっても
とにかく大丈夫
なんだな〜ってこと、自分自身のことも含め教えられる日々です。
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