きょうはレッスン卒業生さんからたまたまご質問いただいたことで改めて書いておきたいと思った「美容ネタ」の記事です。
質問は最近抜け毛が気になるほどあるのですが、オススメのシャンプーはありますか?
とのご質問。
そっからいろいろ書いておきたいことがだーっと回答から出てきました。
わたし自身は数年前からお湯で洗うだけの「湯シャンなひと」の仲間入りしています。
これも独特の仕事のスタイルでやってきたのでできたこと…。
お店で勤めてたり雇われのときは恐ろしくてできなかった(汗)
だってシャンプーとかも「売り物」のひとつですからね。
当時は売る側がそれを「否定」するなんて…という気持ちでトライできなかった。
いまはそうじゃなく「選択肢」の中のひとつにどちらもあっていいという答えにたどり着いたので今は堂々と言えます。
シャンプーの良さも、シャンプーしない良さもどっちも詳しく伝えられるってことでもあるわけで。
湯シャン歴はもう5年目くらいに入るのかな?
トラブル一切なく、あぶらっぽくまとまるなんてこともなくさらっとしてますし、艶もあります。
※ほんとにお湯でよくすすぐだけ。トリートメントとか一切つけてません。
(湯シャンの詳細は別記事で書きます。)
うん、健康そのものだ。
体調や感情の溜まり方によっては臭い、出ます。シャンプーしてる場合も同じです。
髪も肌もからだの一部。
〜〜剤
〜〜薬
そんなモンクを含むシャンプーやトリートメントなどひととおり、世の中にはたーくさんあります。
それで治るかといったら…
一時のしのぎにはなるでしょうけど、根本の原因の部分をどうにかしなければ、時間が経ってからもっとひどい状態になってしまうこともあり得ます。
髪に改善したい状態が現れた
肌に気になるトラブルができた
そうなったら
細かい「からだ」と「こころ」の状況を見てみることです。
今回のように例えば抜け毛だとしたら
量はどのくらいなのか
髪自体や地肌に変化はあるのか
あるとしたらどんな状態が現れてるのか、どんな変化が起こっているのか
そこをまず見てみる。
そして
それほどの量でなければ季節の変化による動物的な循環のひとつだったりもするし
それほどの変化でなければ近い過去から抱えている悩み事を溜め込んでいるせいだったり
髪や地肌以外で対処した方がいいことや、捉え方を変えた方がいいことがでてきます。
あまりに量が心配になるようなら病気のサインを疑ってみる
あまりに変化が激しいようなら内臓に損傷が起こっていないかを疑ってみる
心配なら信頼している病院へ相談してみることも大切です。
メイクレッスンでも必ず受講される方に確認、指導するのも「洗い方」についてはとても重要な項目です。
メイクで肌をきれいに見せたい
って願いがあったとしたら何か現状の肌の状態に
悩みがある
からで。
その悩みの原因が「洗う」習慣の行程のどれか、または全部が要因になっている場合が少なからずあります。
あとは髪の例と同じ。
「からだ」か「こころ」か、両方か。
見直してみて、まずそこから。
そこにな〜〜にもなかったらそこからはじめて「美容」の出番。
メイクだって実は作業するのは”手”だけど、ほんとは「こころ」が造るもの。
そしてちゃんと細かな「からだ(の中の顔、肌)」の凸凹を感じながらするもの。
「からだ」「こころ」。
痛み
喜び
悲しみ
楽しみ
怒り
美味しい
冷たい
熱い…
いろんな「感覚」たち。
そこを見て見ぬ振りしていたら、どんな「美容」の上書きでもごまかせません。
ある程度の長い時間を「見た目をつくるひと」として仕事をしてきて心から思う真実です。
うつくしいひとはしっている。
って昔なにかのセリフにあったなあ。
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