今朝はこの本を読んでました。
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この本はインテリア雑誌に見えるけど、インテリア雑誌ではなくて「住まう」とういことをテーマにして「人間の感覚」についてのいろんな素材(空気とか匂いとか光とか影とか形をなさずに触れることができないものも含めて)とか食材に至るまでの”快適”とか”陰影”や”抑揚”を構成する要素について書いてあるビジュアルブックです。
要は人生を彩る上での「住まい」「生活」の分野の色付けとういか。
でも「〜〜流!」みたいな押し出しいっぱいのかんじじゃない。
とらえどころがないんだけどどんなスタイルの住まい方にも一貫して通じる「動物としての感覚からの快」と「人間ならではの情緒や創造性の快」をしっかり両立させた真髄的なものを淡々と魅せてくれるかんじの本で。
わたしはこれを眺めながら「”いまの自分”が憧れる夢」をぼんやり妄想する時間がとても好きなんです。 ”いまのわたし”だからこの先ディティールは変わっていくんだろうけれど、でもこの本にある全てが満たされた状態って本当にプライベートな部分で。 そしてとても繊細なところだからコアの部分は変わらない。
妄想しながらいつも思うことだけれど、「コア」の部分って結局変わらないものだなと思うんですよね。 「夢」っていうとなんかすごく壮大な形に想像を膨らませないといけないような気もしちゃうし、そうじゃないと「夢」って言わないんじゃないかってなんとなくのひっかかりが出ちゃう。
少なくともわたしは微妙なディティールのところがそういうトリックみたいな思い込みで「夢」って”まるでいまそこにいるように”は想像できなかった。
心=現実の状態って、ほんと強く強く意識の中で「仮想定」して体験レベルまで内側でできちゃえば、いいことも悪いこと(ネガティブなこと位置付けた方がいいかな)割とすぐ現実化するものだな〜と日頃から意識してると発見できます。
(だからって全人生コントロールするにはまた、自分が自分で持ってきた「生まれてきた意味」とか宿題みたいなものが関係してくるでしょうからディズニーの魔法使いみたいなふうにはすぐにはいかないのでしょうけど。って自分自身が人生実験台にしていまだ探求中。)
たいがい「されたこと(いやだった)」とか「怖かったこと」とか
「恥ずかしかったこと」とか、体がか〜〜〜っ!と熱くなって焦げそうになるような不快な体感を伴う体験ってすごく根強く心にその体感が残るから、妄想したくなくてもすぐに浮かんできちゃうもの。
でも「なんかよかったな〜」とか「これいいわ〜〜〜!すき!」みたいなのって、女性なら結構移ろいでしまいやすいもので(笑) だから快適なものとかこととかってなんとなくは覚えてるけどディティールまでは結構忘れちゃいやすい気がします。(わたしの場合からみた観点ですが。)
ネガティブなそれよりもふわふわと肌触りよいような漂うような、そこにあれば空気のように邪魔をしたり不快な想いをしたりしないものだから、なのかな。
だから想像するにも近い体験とか世界観の中のことくらいしか想像しにくいのかも、と本を読みながら違う視点に飛んでましたね(笑)
近頃はどんどん「贅沢」と昔の自分が思ってたことでも、「ああしたいな!」と思うことで
ちょっとえい!って自分が自分にかけてる制限みたいのを外したらできちゃうこと
なら小さなことでも少し大きいことでもすぐに自分に実行することをプレゼントすることにしてます。
※プレゼントするっていう表現だとわたしにはなんか余計「うれしいこと」と思えて楽しくなるからです。
例えば
どこそこのケーキ食べたい!って思ったら食べに出かけるし
今日は夕飯作りたくない…でも先週からほとんど作ってない…ってときでも、帰宅途中の主くん(=旦那さん)に「買ってきて」とか「食べ行こう」って言っちゃうし
欲しい車の車種があるんですが、早速その車種の現物を行動範囲で見つけちゃったので「試乗しにいこう!」ってすぐに主くんに欲求を伝えたり(免許ないのでいろいろな面で一緒に行かないと不安なので(笑))。
ちっさいですけど、でも「いまのわたし」のしたいこと。
しかもちっさいくせにいちいちちゃんとついてくるんです、
「使っていいのか!自分のことに!大事に人のために使わなくていいのか!」
とか
「だらしない嫁と思われ嫌われるぞ!いいのか!」
とか
「また「ない」の恐れの感情を味わうことになるんじゃないのか!いいのか!」
みたいな雑音がね(笑)
だいぶデシベル小さくなってきてますけど、ちゃんとしゃべってますね(笑)
だから心地いいこととかすきなことってほんと、「いまここ」にいる自分自身が心底そう思えること選んでいけばいいんだな〜と改めて思いました。
想像もできないこと無理してがんばっても崖のヘリに立って飛び降りるような感覚にさらされるんでしょうから。 でも崖から飛び降りれる強さがある人ならそれもアリなんだろな。
坊(=10ヶ月のベビ息子くん)が今ばあばのとこに行ってていないので、ちょっと落ち着いた陽気のいい午前にモノオモフひとときなのでした🎶
写真は先日うちをスタジオにして撮影したプライベートポートレート。 少し前「46年前に新婚で住んでたのよ」というご夫婦が、お隣、お向かいで仲良くされていたご夫婦同士で記念旅行で立ち寄られて。 それくらい古いおうちだけど、なんだかそんな時を超えた出会いがうれしくて。
心地よいとかすきとかって新しいピカピカだけとは限らないよな、って、そんなことやこんな写真で改めて実感します。(やっぱり住まってる日々だとふんわり流れていってる?(笑))
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